我が家のテント、DODのヤドカリテントにはグランドシートが付属していません。また、専用品も販売されておりません。 DODより専用品が発売されました。(2023年9月追記)

ヤドカリテントのフロアはPUコーティングされた210Dポリエステルで最低耐水圧は5000mmとなっているので、水たまりの上に設営したりしなければ大丈夫なのかもしれませんが…

雨の浸透だったり、汚れだったりを考えるとグランドシートがあった方が安心だよねということで、DOD ヤドカリテントのグランドシートとして使えそうなものを調べました。

まずヤドカリテントのスペックですが、外寸が幅460cm奥行460cmの8角形で、インナーテントのサイズが幅430cm奥行290cmです。

グランドシートがインナーテントのフロアより大きいと隙間に水が入ってきてしまうため、若干小さいくらいがセオリーと言われていますが…

ヤドカリテントで数度の雨キャンプをこなしただけのごく浅い経験でいうと、インナーテントまで雨が到達したのは豪雨キャンプとなった1度だけ。それ以外の雨キャンプではフライシート下に雨が溜まるものの、インナーテントのとろこまで到達することはありませんでした。ただ、これは雨量やサイトの水捌け・傾斜にもよるので、なんとも言えないところではあります。ちなみに、その豪雨の際、フロアの端の一部が流れ込んだ雨に触れていましたが内部に浸水するということはありませんでした。

汚れ防止の面から言えばフロアと同サイズが良いわけで…このあたりがグランドシート選びの悩ましいところかと^^;

なお、本記事で紹介している商品のうち、実際に使ったことのあるものはUJack ワンポールテント用グランドシート450だけになります。その他のものについては、商品ページなどに掲載されているスペック上での判断となっていますので、DOD ヤドカリテントのグランドシートとして使用できることを保証するものではありません。また、その仕様につきましても本記事を掲載する時点のものなので、仕様変更などが行われている可能性があります。ご購入される際は、商品ページにて最新の情報をご確認ください。

DOD ヤドカリテント用グランドシート GS6-034-BR

ついに公式より発売されました専用グランドシート。素材はPUコーティングされた210Dポリエステルで耐水圧は5,000mm。

本記事で紹介している代用品は八角形ですが、専用品はインナーテントのフロアの形になっています。

当初、ヤドカリテント用のグランドシートは販売されておらず、我が家ではUJackの八角形グランドシートで代用しました。詳しくはまとめの方に書かせていただきましたが、八角形ならではのメリットもあります。

UJack ワンポールテント用グランドシート 450

UJack ワンポールテント用グランドシート 450

我が家が買ったグランドシートがこちら。サイズは幅420cm奥行420cm1辺170cmになります。スペック上はフロアの横幅より10cm小さいということで、セオリーどおりのサイズ感。

実際に張ってみるとこんな感じです。

DOD ヤドカリテントの前室

余った部分は折り込んでもよかったんですが、我が家ではそのまま物置スペースにしていて、これが意外と使い勝手が良くお気に入り^^

件の豪雨の際も、浸水などは一切ありませんでしたが、サイズが小さい分、インナーテントの端の方が少し汚れます^^;

なお、UJackのワンポールテント用グランドシートにはサイズが二つあって、我が家が購入したものは450になります。ご購入の際はサイズにご注意ください。

フィールドア ワンポールテント500用グランドシート

幅435cm奥行435cmの八角形ということで、ヤドカリテントのインナーテントの横幅(430cm)より5cmほど大きいサイズ。

素材は210Dポリエステルのリップストップ生地でPUコーティングの撥水加工が施されているものになっています。

わずかにフロアより大きいサイズということで、フロアの汚れ防止を重視するなら候補にあがるのではないかと。

そのフロアの汚れなんですが、フロアより小さいサイズのグランドシートを使っている我が家では、端の方がちょっと汚れてしまっています^^;

雨での設営はもちろんなんですが、晴れキャンプでもサイトが土だったりレンガチップだったりすると結構汚れるんですよね…まあ、アウトドアなんで気にしてもしょうがないところではあります。

前述していますが、サイズが大きい分、雨水がインナーテントまで流れ込んでくるような状況ではフロア下へ折り込むなどして隙間に雨水を入れないような対応が必要になるかもしれません。

キャプテンスタッグ DXオクタゴン460UV用グランドシート(UA-4529)

幅440cm奥行440cmの八角形ということで、インナーテントのフロアより横幅が10cmほど大きいサイズになります。

サイズは前述のフィールドアのものに近いですが、素材はポリエチレン製と異なります。

キャプテンスタッグ DXオクタゴン400UV用グランドシート(UA-4528)

幅390cm奥行390cmの八角形ということで、インナーテントのフロアより横幅が40cmほど小さいサイズになります。

素材はDXオクタゴン460UV用グランドシート(幅440cm)と同じくポリエチレン製。

本記事執筆時点において、UJack 450(幅420cm)が品薄で手に入りにくい状況なので、フロアサイズより小さめにするなら候補のひとつになるかと思います。

DOD タケノコテント用グランドシート(GS8-796)

幅447cm奥行447cmの八角形ということで、ヤドカリテントの外寸内に収まります。

素材はPUコーティングされた300Dポリエステルで最低耐水圧は5000mmということなのでかなり丈夫そう。

本記事執筆時点では、楽天やAmazonでの取り扱いがなく、公式ストアでの販売のようです。

Farfly グランドシート 八角 385cm×385cm

Amazonで販売されている八角形のグランドシート。サイズが幅385cm奥行385cmの八角形ということで、ヤドカリテントのインナーより横幅が45cmほど小さくなっています。

グランドシートのセオリーからいうと少し小さいのですが、UJack 450の他に幅400cmから420cm位で1万円を切るような商品が見当たらないので、フロアより小さめのグランドシートとしては候補のひとつになるかな。

中心に設置するとフロアの端から22.5cmほどはグランドシートが無い状態になります。

まあ、フロアの端が汚れるのは諦めるとして、破損防止や耐水の方はというと…

ヤドカリテントのフロアは210Dポリエステルで最低耐水圧は5000mmということなので、インナーの端の方に圧をかけないのであれば耐えれるかもしれませんが…こればっかりはやってみないとわからないといったところ。

ちなみに、我が家ではUJack 450(幅420cm)を使っていて、端から5cmほどがグランドシートなしの状態になりますが、これで雪の上に設営しても染みてはきませんでした。ただ、本当にデッドスペースな部分で圧は一切かかって無いですし、そもそもインナーの端の方は若干浮き気味な部分でもあるので、参考にはならないかもしれません。

素材はPUコーティングされた210Dオックスフォードでペグが8本付属しているようです。耐水圧は3000mm。

魅力はなんといってもお値段の安さでしょうか。

HIKEMAN グランドシート 八角XL(380cm×380cm)

AmazonでHIMIMIというストアより販売されている八角形のグランドシート。製品のロゴはHIKEMANとなっています。

サイズは幅380cm奥行380cm、素材は210Dオックスフォードでアルミペグが8本付属しています。耐水圧は2000mmとのこと。

HIKEMANのグランドシートには八角XXLの設定もあって、そちらはヤドカリテントの外寸と同じ幅460cm奥行460cm。雨がフライを伝ってグランドシートの上に落ちることになる可能性があるので折り込むのが前提での使用になりそうです。

ロゴス オクタゴン グランドシート(71459303)

ロゴス(LOGOS)
¥22,976 (2024/11/30 13:38時点 | Amazon調べ)

あまり情報がないのですが、販売ページの画像をみると、幅405cm奥行405cmの八角形でグランドシートとなっていたので本記事に入れました。

ただ、写真を見ると立ち上がりがありそうなので、リビングシートといった方が良いかもしれません。

まとめ

DODよりヤドカリテント用グランドシートが発売されたので、まずは専用品が第一候補でしょうか。我が家も当初から販売されていれば迷うことなく買っていたと思います。

ただ、UJack 450を使ってみて思うのが、余った生地の部分、結構便利だなと^^

地面に直置きしたくない荷物を置くのにちょうど良いですし、子供達が靴を脱ぎ履きする際にちょっと座れるので助かってます。出入りの際、さっとインナーテントを閉じれるのはメリットかなと。虫の侵入だけはなんとしても阻止したいわけでして^^;

基本は公式の専用グランドシート。ちょっとしたフロアスペースが欲しい場合は八角形といった感じかな。

八角形の方は、グランドシート選びのセオリーどおりフロアより少し小さめを狙うならUJack、汚れ防止を重視してフロアに近いサイズならフィールドア、価格重視ならサイズ不足は承知のうえでFarflyかHIKEMANといったところでしょうか。

問題はUJack 450が品薄で入手しにくいところ。常時チェックしているわけではないですが、時折在庫が復活してはすぐに売り切れてというのを繰り返している印象です。

他に幅400cmから420cm位の八角形グランドシートがあれば良いのですが、1万円以下で販売されているものは見つけられませんでした。

番外編: 自作するという選択肢

グランドシートを自作するという方法があります。綺麗に作るなら技術やミシンが必要ですが、見えないと割り切るならカッターと防水テープでも作れるかもしれません。

ユタカメイク(Yutakamake)
¥2,799 (2024/11/30 11:53時点 | Amazon調べ)