我が家のテントはDODのヤドカリテント。
カタログスペックで6人、詰め込めば8人くらいは寝れそうなほど、大きなテントです。
ワンポール型なんですが、前面キャノピーを跳ね上げることができる2ルームでインナーも広いのが特徴のテントで、そこが気に入って購入しました。
広々したインナーテントが子連れファミリーキャンプには使い勝手が良くてお気に入り。
ただ、問題点がありまして…
帰宅後に、大きなフライシート、大きなインナーテント、大きなグランドシートを乾かす必要があるんですよねぇ…
うん、全部大きい^^;
ここにきて、インナーテントの大きさが仇になってます。
テントって濡れるんですよ。もちろん、雨や雪が降れば濡れますが、降らなくても夜露や朝露で濡れてしまいます。
DODのヤドカリテントで言えば、フライシートは結構しっとり、インナーテントの方はポリコットン製ということもあってか、結露はしにくい印象ですが、フロアは条件次第で濡れてることもあります。あと、雨天撤収は厳しいですね。構造上、フライを残したままインナーを片付けることができないので、どうしても濡れてしまいます。
早朝から日差しがあれば乾かすこともできるのですが、それ以外の条件だと微妙…
チェックアウト時間との兼ね合いもありますし、子連れキャンプの余裕のなさもあって、現地乾燥に失敗することも多々あります。
となると、なんとかして自宅で乾燥させないといけないわけですが、我が家ではベランダ、塀、車のルーフなど、使えそうな場所をフル活用して干してます。
晴れていれば。そう、晴れていれば、まだなんとかなる。
じゃあ、雨の日はというと…
インナーテントは浴室乾燥機に。ヤドカリテントのインナーテントはポリコットンで作られていて、最もカビそうな気がするので最優先。ですが、広げて干せるほど広いお風呂じゃないので、何度も畳み方を変えたりして結構大変です。
フライシートとグランドシートは…諦めます。部屋に広げるわけにもいかないし、どうしようもありません。
何事も諦めが肝心。
せめてものということで、70Lのトランクカーゴに入れてます。
2日そのままにしたことがありますが…まあ、カビてはないかな。
時期によってはカビてしまうかもしれないので、変に畳んでしまうよりも外に広げて雨ざらしにした方がいいのかもしれません…?
まあ、ヤドカリテントに限った話ではないと思いますが、大型テントを乾かすのは、本当に難しいと思います。
最後になっちゃいましたが、乾燥撤収できた日の話を少し。
乾燥撤収できた日の話。
まず、前提となる気候条件は、朝から快晴で最低気温は3度くらいでした。
重要となる立地条件は、朝一から日当たりが良く、地面は小砂利という絶好のコンディション。
DOD ヤドカリテントは自立しないし、建てたままの状態ではフライとインナーを分離できないので、インナーテントのフロアが濡れているかどうかが乾燥撤収の重要なポイントになります。
自分が経験した範囲では、地面が小砂利で雨が降らなければフロアは濡れていません。グランドシートも無事なことが多いかな。
フライシートは朝一で水滴を落とします。この作業が重要で、朝早ければ早いほど良いと思ってます。車のルーフキャリアに荷物を収納する関係で3段脚立を持って行っているので、手の届くところまで頑張って拭きました。
先端が取り換えれる伸縮モップとかあると楽かもと毎回おもってるんですけどね^^;
ブロワーで吹き飛ばすのが一番かもしれませんが、朝は迷惑になりそうなんで購入に至っていません。車にルーフキャリアを導入して近所の洗車機に入れなくなったので、ブロワーが欲しいんですけどね…許可が降りないので魂の手仕上げしてますw
おっと、話がそれてしまいました^^;
ヤドカリテントのフライシートはポリエステル製なので日があたる部分は乾きます。
問題は日があたらない方。
こちらはなんとかしないといけません。
非自立式のヤドカリテントは向きを変えたり、裏返したりといったことができません。となると、倒してから干したいところではあるんですが、中には子供達がいるし、道具の撤収もままならないので、早い時間からその方法は取れそうにない…
ということで、この日は持ち込んでいた石油ストーブとセラミックファンヒーターを使いました。あまりテントに近づけすぎると火事になってしまうので、ストーブファンやサーキュレータを併用します。
とまあ、毎回いろんな対策をしていますが、乾燥撤収できるかどうかは五分五分といったところ。いや、もうちょっと悪くて3:7で失敗してるかな。
この日はチェックアウト時間が遅めなキャンプ場ということもあって、運良く乾燥撤収できました。
乾燥撤収できると、その日の午後が幸せです。
翌日も幸せかもしれません。
いやー、皆さん、どうやって乾かしているんだろう。
ファミリーキャンプを始めて1年が経ちましたが、撤収に関しては常に試行錯誤しています。