新しい相棒はザンバランのヴィオーズ・プラスGT!
今回、登山靴を新調するにあたって、素材は革にしようと決めてました。低山で厄介なのが泥汚れ。化繊だと繊維の中に入り込んでしまって、下山後のメンテナンスが大変でして…。洗っても落ちやしない。革靴、それもフルグレインレザーの場合は濡らした布で拭いてあげるだけでかなりキレイになります。クリームで保革するといった革靴特有の作業が増えますが、これが不思議と苦でない。やっはり、汚れを落とすという作業と磨くという作業は違います。磨く作業には達成感があります。あと、自己満足感も。
膝痛と足裏痛がなくなった!
試着したとき、アーチのフィット感が良かったので、足裏痛の改善は期待してました。でも、膝痛がなくなったのは完全に予想外。僕の膝痛は下りの階段が続くような道で発生するもので、足を地面につくたびに膝裏辺りがピリッとする様な症状。歩けなくなる程のものではなく、症状が出ても平場や登りでは全く問題無しで、なんなら走る事だって出来るほど。でも、少し斜度がある下りはピリッ。といった具合なのですが、この間、大倉から丹沢山へピストンしたところ全く問題ありませんでした(翌日の筋肉痛は凄かったけどね!)。もちろん膝痛が出ないように慎重に歩いたっていうのはあると思います。でも、今までの経験上、何らかの問題は出ててもおかしくないはずなのに。日頃の不摂生がたたってコンディション(体重ともいう)は悪化の一途のはずなのに。これはもう靴のおかげということなんでしょう。よく膝痛にはインソールを替えると良いなんて話は聴いてましたが、結構お高いので考えないようにしてました。これはもう考えを改めないとかなぁ。
メンテナンスについて
このヴィオーズ・プラスGTが初めてのオールレザーブーツ。色々と調べてみたところ、山行毎にワックスを塗り込んだ方が良いという意見もあれば、年に数回という意見も。うーん、つまり、革なんだから状態次第ってことですかね。人の肌と一緒で乾燥してれば塗る。ということで、自分流のメンテナンス方法はこちら。正しいかどうか、結果が分かるのは数年後かな。ちなみにメンテナンス剤はザンバランのハイドロブロッククリームを使ってます。
さて、メンテナンス方法ですが、山行から帰ったら、まず靴の状態をチェック。あまり汚れていなければ、ブラシで砂を払ってからウェスで拭く。磨くといった方が近いかな。最後に乾いてる部分があったらピンポイントでクリームを塗布して完成。あ、もちろんインソールは抜いて乾かします。
汚れている場合は、まずはブラシで表面の砂を落とします。次に濡らしたウェスかスポンジで拭く。状態によっては軽く流水で流すことも。汚れを落としたら乾燥。乾いたら全体にクリームを塗布。さらに1日乾燥後、最後に布で磨いて(余分なクリームを落として)完成です。
で、半年使った状態が上の写真。今のところ革に大きなダメージはなさそう。むしろラバー部分が怪しい。ゴシゴシ拭かない方がいいんだろうか…。
そして、ソックス探しの旅へ
膝痛改善という嬉しい誤算があり、概ね満足しているヴィオーズ・プラスGTですが、登りが長いと靴擦れすることも。もともと足の皮が薄いのか弱いのか、サンダルやスニーカーでも水ぶくれが出来たり靴擦れしたりする人なので、どうしようもないのかもしれません。ソックスを替えるとこの手のトラブル発生率が変わってくるのは前の靴で経験済みなので、手持ちのソックスを引っ張り出して検証中。ダメだったら、ソックス探しの旅にでもでますかね。2枚履きが良いなんて話しを聞いたんで、気になってたInjinjiのライナーを試してみようかな。