今気になっているテントが二つあります。ひとつはノースフェイスのEVAコレクション、もうひとつはラーテルワークスのWAL3。
先日、ノースフェイスのエバベース6を見てきたので、今日はその話を少し。
乾かしやすいテントが欲しい…
新しいテントを気にしている唯一の理由は雨の日対策です。
今使っているヤドカリテントは6人用で4.6m×4.6mの大型テント。ただでさえ乾かすのが大変なのに、ワンポールテントの構造上、設営・撤収する際にどうしてもインナーが濡れてしまうんですよね…
翌日が晴れならば問題ないですが、雨が続くと途方に暮れてしまいます。ま、今年、3回ほどそんなキャンプがあったんで、乾かしやすそうなテントが気になってる次第です^^;
そのときは、どうしようもないので浴室乾燥機で乾かしました。といっても、インナー → アウターの順で、折り返したり裏返したりしながらと、めちゃめちゃ大変でして…
虫問題は前幕を自作して解決したのですが、乾燥問題を解決するにはテントを変えるしかないかなぁと思う次第です。
EVAコレクションは連結拡張できるモジュラーテント!
THE NORTH FACEのEVAコレクションは連結拡張できるテント。
エバベース6、エバカーゴ2、エバカーゴ4、エバドッグ2の四つで構成されており、それぞれ単独でも使えるし、エバベース6を核にエバカーゴ2/4やとエバドッグ2を連結することもできるシリーズになっています。
我が家の想定としては、好天候時は三つ連結して、エバベース6はリビング兼キッチンに。エバカーゴ4をママと子供たちの寝室にして、パパはエバカーゴ2に寝ることになるかな。
就寝時間が違うので、それはそれで理にかなってる…
…寂しいけど++;
そして本題の悪天候時。エバカーゴ2/4は撤収して、エバベース6にインナーテントをセットして過ごします。最初から雨の場合は、エバカーゴ2/4は設営しません。
エバベース6のサイズがおよそ3m×3m。インナーテントも吊り下げ式なので、うまく死守できればフライシートだけを乾かせばOK、帰宅後のメンテナンスがだいぶ楽になるんじゃないかと思われます。
エバカーゴ2とエバドッグ2の違いについて。
EVAコレクションですが、二人用のテントとして、エバカーゴ2とエバドッグ2がラインナップされています。
展示品がなく実物をチェックできていないので公式サイトから読み取れる情報になりますが、このふたつ、かなり違いがあります。
エバカーゴ2は高さが125cmで出入り口が短辺側にひとつだけにという仕様に対して、エバドッグ2の入り口は前後左右の4箇所。高さも170cmあり、長辺のフライシートを跳ね上げられるので単独テントとしての使い勝手がかなり良さそうに見えます。
実用性からみてエバドッグ2を組み込みたいところではあるんですが、そこで問題になってくるのがエバドッグ6への連結方法。
高さが170cmあるため、エバベース6の大きい方の入り口に連結する形になってしまうんですよね…
ということは、エバカーゴ4と併用する場合に直線のレイアウトになってしまいます^^;
エバベース6 + エバカーゴ4 + エバカーゴ2の組み合わせはL字型。
キャンプ場の区画を考えた場合、直線は厳しいかなと。
分割して収納できるので撤収時間の短縮になる。
我が家のケースなんですが、ヤドカリテントを70Lトランクカーゴに入れてルーフラックに上げているので撤収に時間がかかっています。
エバコレクションはそれぞれ個別に収納するスタイルなので荷室の隙間に入れることができそう。
ということは、ルーフラックの固定作業を早い時間…子供たちが着替えやテント内の片付けをしている間に済ませれるということで、かなり撤収時間の短縮になりそうな気がします。
これまで避けていた10時チェックアウトのキャンプ場にも気軽に行けるかもしれません!
夏は暑そう…
ちょっと残念だった点がありまして、アウターにメッシュ窓がありません。上部にメッシュのベンチレーションがありましたが、それだけかな…
展示はエバベース6のみでしたが、話を聞くと、エバカーゴもアウターにメッシュ窓はないようです。
フルメッシュにとはいいませんが、エバベースの出入り口部分、エバカーゴの後方にメッシュの窓があるといいのになぁと思いました。
子連れキャンプでは虫対策も重要なポイントで、どうしても気になってしまいます^^;
エバカーゴ6はシェルターとしても使える!
エバカーゴ6は四方向を解放できるのでシェルターとしても使えます。
我が家はデイキャンプ用にコールマンのパーティーシェード360+を所有していますが、その代わりとして使えそう。
縦横60cmほど手狭にはなるものの、家族4人であれば大丈夫かな。いざという時、フルクローズできるのもの強みかと。
正直、欲しいが…
正直、欲しい。
が、買えるかかどうかは別問題。
そもそも居住性という点においてヤドカリテントには満足しているわけで、雨対策のためだけにテントを買い足せるのかという問題があります。
三つ揃えると14、5万円くらいしそうですし…^^;
個人的には欲しい…が、承認がおりるかどうか。
ソロキャンプに行くだったり、子供と二人キャンプに行くだったり、セールで激安になってたりでもいい、もうひとつ何かきっかけあるといいんだけど…
ということで、今回は気になっているテント、THE NORTH FACEのエバベース6を見てきたよっていう話でした。
余談:もうひとつの気になってるテント ラーテルワークス WAL3(ヴァル3)
せっかくなので、今気になってるテントのもうひとつ、ラーテルワークスのWAL3について。
センターポールとアーチポールからなるテントなんですが、個人的に勝手な解釈で、インナーテントを小さくして全室を広くしたヤドカリテントというイメージで捉えています。
基本構造はワンポールタイプでペグダウンから始まるので、パパ一人でも設営できそう。
ヤドカリテントでは自作することになった前幕付きで、フルクローズにもフルメッシュにもなる。
インナーテントは吊り下げ式で悪天候時でも設営・撤収しやすい。
といった具合に、かなり使い勝手が良さそうなテントになっています。
我が家は季節を問わずお籠りすることが多いので、インナーの広いヤドカリテントを使っていますが、子供達が大きくなって椅子で過ごすようになってくると、WAL3(ヴァル3)の方が過ごしやすかもということでチェックしています。
近くで展示があれば、ぜひ見に行きたいテントのひとつです。