ヤドカリテントに前幕を作る話、第五話。

ここまでの成果の確認と、サイドウォール部分の採寸のために、ヤドカリテントを建てて前幕を仮付けしにデイキャンプをしてきました。

まずは、DODのコンパクトタープポールを使ってキャノピーを跳ね上げます。

DOD ヤドカリテントのキャノピーを165cmのポールで跳ね上げたところ。

高さは4本とも165cm(先端5cm除く)。普段は、中央2本を200cm、左右を132cmで跳ね上げているので、少し低く感じます。それと、左右が高くなっていることで、生地の張り具合の調整がとても難しかったです。頑張ってみたんですが、スカートが浮いてしまってますね^^;

しかも、この日はペグが抜けそうになるほどの強風で、終始生地に圧がかかっているような状況でした。もし普通にキャンプするんだったらフルクローズしてたと思います。

ちなみに設営時間は32分。風が無ければ30分切れそうです。ちょっと成長した模様^^/

伸縮ポールとヒートンで作ったフレームを取り付けてみました。

伸縮ポールで作ったフレームをヤドカリテントに取り付けたところ。

ここでひとつ誤算というか、いわゆる突っ張り棒なので伸ばすのが面倒くさい(笑)。くるくるくるくる、ひたすら回して伸ばします^^;

伸縮ポールの先端に取り付けたヒートンで接続しています。

強度に不安があるのは否めませんが、パッと見はなかなかの出来栄え(笑)

ここに加工したフィールドアのサイドシートを吊るします。

DOD ヤドカリテントにフィールドアのタープテント用サイドシートを吊るしたところ。

おぉ!

この日はかなりの強風でしたが、生地をファスナーで連結してるので安定感があります。

ヤドカリテントの前幕に使っているフィールドア タープテント用サイドシートのファスナー。

上部の隙間は、風が無ければスカートが埋めてくれるはずですが、クリップで留めても良いかもしれません。

心配だった丈もジャスト。

フィールドアのタープテント用サイドシートで作った前幕の丈はジャストでした。

もし風でバタつくようなら、セリアで見つけたテント・シートクリップでペグダウンするつもりです。

ひとつ欠点といえば、フィールドアのサイドシートをそのまま使いたいが故に、ポール高を165cmにしてること。

特に両サイドは張り具合の調整が難しかったです。あと10cm、いや5cmでも下げれると違うかもしれません。次回は少しポールを傾けてみようと思ってます。

そして、メッシュとはいえ、壁が出来たことによって少し窮屈な印象があるかな。まあ、これは仕方ないですね。

さて、この日の目的、サイドウォールの採寸なんですが…

ヤドカリテントのサイドウォールを採寸しているところ。

ご覧のとおり、強風により大苦戦^^;

とはいえ、出直す訳にもいかないので、ビニールシートで型取りを試みたりと、試行錯誤しながら採寸しました。

…が、正確かどうかはなんとも^^;

サイドウォール部分との連結方法も考えないといけないですし…試行錯誤は続きます。

ヤドカリテントでキャンプを初めて1年、豪雨も雪中も経験しましたが、不思議と風は穏やかだったので、今回の強風は良い経験になりました。

ヤドカリテントに前幕を作る話