我が家のテントはDODのヤドカリテント。
タープスペースのある2ルーム型で、インナーテントが広く、風がある日でもひとりで設営できる、頼もしいテントです。
テント本体のお値段は5万円ほどなんですが、いざ建てるとなると他にも必要なものがありまして…
いや、厳密にいうと、無くても設営できるんですが、あった方が快適だよねというものがいくつかあるといった感じかな。
そもそも、ヤドカリテント本体にはポールがメインポールしか付いておりません。前後のキャノピーを跳ね上げるためのポールは別売りです。
まあ、無くてもワンポールテントとしてなら設営できますが、それならヤドカリテントの意味ないじゃんということで、ポールが6本必要になります。
他、インナーマットやグランドシートも別売り…
我が家はこれが初めての子連れファミリーキャンプということもあって、右も左もわからないまま揃えた結果、10万円を超えました^^;
いやー、計算したらビックリ(笑)
で、本記事の本題、一式揃えるといくらになるのか?です。
一式といっても、どこまでが一式なのか判断が難しいですが、今回はテントに取り付けるものというスタンスで揃えてみました。
テント: ヤドカリテント(50,000円)
ヤドカリテント本体の公式参考価格は58,150円ですが、Amazon・楽天・Yahooなどのネットショップでも取り扱いがあって、それぞれ販売価格が異なります。ここでは50,000円としました。
グランドシート: 自作(3,000円)
削るならここ。純正品は7,500円位ですが、作ってしまえば半額以下で済みます。
ズボラ族としては、ODグリーンの#3000を買って、カッターでカットして再断面を防水テープで覆うか、折り返して両面テープで留めるかすればいっかぐらいに考えてるんだけど…大丈夫、かな?
ポリエチレン用のテープならそれなりにくっつきそうですが…まあ、見えない部分だし、ほつれなければいいや位の感じで^^;
八角形の代用品で済ますという選択肢も。ジャストでなくてもよければ3,000円台からあります。
インナーマット: ヤドカリテント用マット(15,000円)
ここは迷いどころ。専用マットが快適なのは間違いない。でも、銀マットでもなんとかなる。
事実、我が家では専用マットを手に入れるまで、厚さ8mmの銀マット5枚で代用してました。
所々に隙間ができるし、ズレるので使い勝手は良くありませんが、テープで留めて、ラグを敷いてしまえば、まあ使えるよねといった感じ。
お値段は専用マットに比べるとおよそ三分の一!
周辺品で一番の迷いどころです。
隅々まで使いたければ純正品、ラグ上だけでOKという場合は代用品って感じかな。地面次第ですが、マットが無いところを踏むと結構痛いです^^
我が家は子供達がゴロゴロするし、車載問題もあって専用品を買いました。
ペグ: 付属品でも…
強度のあるペグとなると、鍛造かチタン製…
数を揃えるとなると結構なお値段になってしまうため、ひとまず付属のネイルペグでいきます。
我が家はテント購入と同時にキャノピー跳ね上げ用に40cmのチタンペグを6本購入しましたが、テント本体はしばらく付属のネイルペグで建てていました。
川沿いのサイトなど、地面が硬いところでも設営しましたが、打ち込めないということはなかったものの、数本曲げてしまいました。といっても軽く曲がったくらいで済んでいるので、折れるような感じはしません。
ただ、雨の日にキャンプをする場合は注意が必要です。地面が緩くなって抜けてしまうことがあったので、ペグの本数を増やしたり長いものを使うなど、対応できるようにしたおいた方が良いと思います。
ポール: 8tail コキザミポール 19mm 6本(8,040円)
我が家ではヤドカリテントに自作の前幕を取り付けるために、DODのコンパクトタープポール(直径19mm厚さ1.2mm)を使って前面キャノピーを跳ね上げています。
さすがにビッグタープポール(直径28mm)のような安定感はなかったですが、結構な強風でも折れそうな感じはしませんでした。ロープの本数を増やすとより安定します。
雨風が強くなってきたらフルクローズするという前提であれば、コンパクトタープポールでも大丈夫そう…
とはいえ、2本で5,500円となかなかのお値段になってまので、代用として半額位で購入できる8tail コキザミポール(直径19mm厚さ1.1mm)を選んでみました。我が家では後方キャノピーを跳ね上げるポールとして使っているものになります。
雨が降ってきた場合、ポールの長さを変えてキャノピーに傾斜を作り雨水が溜まらないようにする必要があるので、細かく分割できて、コードの入っていないタイプがおすすめです。
ロープ: GEERTOP ガイロープ 4mm 4m 6本(1,800円)
ヤドカリテントにはロープが12本付属していて、内8本はテントに取り付け済み。
ということなので、前後のキャノピー跳ね上げ用および予備として、何かしら持っておいた方が良いのではと思います。
また、区画サイトの形状によっては、真っ直ぐロープを伸ばすことができず、1本のポールに対して左右斜めに2本のロープを引いて安定させたことがあります。
ハンマー: Hilander スチールペグハンマー(2,280円)
今回の一式(テントに取り付けるもの)からは外れるかもしれませんが、これが無いと設営できないので必需品。
個人的にそこそこ重量があって、持ち手がゴム製のものが好きなので、我が家が購入したハイランダーをチョイス。
購入して1年経過しましたが、問題なく使えています。
ランタンハンガー: FLYFLYGO クリップ式ランタンハンガー 2本(1,880円)
インナーテント内のメインポールで使うランタンハンガーはあった方が何かと便利。
我が家でも、ランタンはもちろん、扇風機を吊るしたり、寝袋を干したりと大活躍しています。
ポールに引っ掛けるタイプのランタンハンガーは100均でも売っていますが、インナーテント内で使うなら、落下しにくいクリップ式がおすすめです。
DaLaCa ロープライト(1,800円)
ガイロープに取り付けるものということでリスト入り。夜間帯に灯して転倒を防ぎます。
総額:83,800円
今回のリストの総額は83,800円。
これを高いととるか、安いととるかなんですが…
あくまで個人的な感想になりますが、オールシーズン使える2ルームのファミリーテントとしては安い方かなと思ってます。
基本的にはワンポールテントなのでひとりで設営できますし、インナーテントが広いので冬にお籠りするのも困りません。
DODのヤドカリテント、良いテントですよ^^
ヤドカリテントの半年レビュー、1年レビューと記事にしていますので、併せてお読みいただけると嬉しいです。