我が家のクーラーボックスは、SHIMANO ICEBOX EL 30L(シマノ アイスボックス EL 30L)と、Oregonian Camper COOLER TOTE 35(オレゴニアンキャンパー クーラートート35) の組み合わせ。

未就学児が二人いる4人家族で、2,3泊する可能性もあるだろうということで、当初は50Lクラスのハードクーラーボックスの購入を考えていました。

…が、実物を見て、ちょっと待てよと…

これは、車に載らないんじゃなかろうか…。

何かと荷物の多い我が家では、夏はまだしも、暖房器具が増える冬は無理そうな気配が漂っています。

ということで、一旦持ち帰り、家族会議をした結果が、クーラーボックス分けよう作戦?でした。

飲み物と食べ物で分けることで、保冷時間を延ばす

保冷時間を延ばすには、開け閉めの回数を減らすのが効果的ということで、食材をハードクーラーボックス、飲み物やおやつなど、常温でも傷みにくいのものをソフトクーラーバッグへ。これなら、調理の時くらいしかハードクーラーボックスを開けなくて済むので効率的のはず。

積載の自由度が高くなる

ソフトクーラーバッグのメリットは形を変えれること。荷量を調整すれば、車載の際に隙間に置けるのでスペースを確保しやすくなります。ハードクーラーボックスも30Lクラスであれば、少しコンパクトになるので許容範囲かな…。それでも、十分大きいけど、こればっかりはしょうがありません。

ソフトクーラーバッグを取り出しやすい位置に載せることができるので、キャンプからの帰りにお土産を買ったりするのに便利だったりします。ハードクーラーボックスは埋もれてるのでね(笑)

持ち運びやすくなる

車を横付けできるサイトは良いのですが、駐車場が別にあるサイトでは荷物を持ち運ぶ必要があります。ワゴンが借りれるといいのですが、チェックイン時間によっては順番待ちなんてことも。自力で運ばないといけないケースも考えられるので、荷物ひとつひとつが軽いに越したことはありません。

ソフトクーラーはOregonian Camper COOLER TOTE 35

これはもう、デザイン重視。隙間に入れたかったということもあって、スリムなものが必要でした。

オレゴニアンキャンパーのクーラートート35は約33L(35QT)の容量ながらマチが24cmと条件にぴったり。

保冷力の方は、日中26度夜間18度位の環境下で、初日朝に入れた保冷剤が、翌朝には溶けてました。とはいえ、中はまだ冷んやりとしており、朝食の食材も冷たかったので、ギリギリもった感じです。

トートバッグ型で肩掛けもできるし、メッセンジャーバッグみたいに斜め掛けもできるので、普段お買い物にも出動中。もはや、キャンプ道具というよりも、日用品に近い稼働率かも。お買い物バッグとしてはかなり大きいので、毎回詰め込みすぎて修行のような重さになってしまってます…(笑)

ハードクーラーはSHIMANO ICEBOX EL 30L NX-230V

だんだんと暖かくなってきて、クーラートートだけでは心許無くなってきたときに出会ったのがシマノのアイスボックス。30Lクラスで保冷力とサイズを考えると即決でした。

クーラーボックスの保冷力って、断熱材の厚さに比例するところがあるので、性能を追うとサイズが大きくなりがちなのですが、ELというモデルは真空パネルと発泡ウレタンを使うことでサイズを抑えつつ保冷力を高めているとこと。

ICEBOXには発泡ウレタンのみを使ってるSTというモデルもあるのですが、全く同じサイズなのに最大氷保持期間が1.5日も変わってくるようです。(EL6日間/ST4.5日間)

シマノの保冷力表記は、容量比40%の氷を入れ、30℃9h-20℃15hで保管した後に氷重量を測定して、氷が溶けきるまでの時間を算出したものということで、我が家の夏キャンプの限界値とほぼ同じ環境でとても参考になりました。

まだ購入してから日が浅く、一泊二日のキャンプでしか試せていませんが、撤収後にパピコが食べれる幸せといったら、もう…言葉になりません(笑)

両面開きの蓋機構もすごく使いやすい!蓋が外せるので、丸洗いするときなんかはすごく便利です。

ただ、取っ手だけはちょっと不満。

シマノのクーラーボックスといえば、元々は釣り用なわけで、片手に釣り道具、片手にクーラーボックスというスタイルから、この様な取っ手になってるんだと思うんですが…、ちょっと持ちにくさを感じてしまいます。中身満載で結構な重さになってしまうキャンプでは、両手で抱えるようして運びたいかな。

取っ手が取り外せる機構になっているようなので、オプションで独立した持ち手を作ってくれないかなぁ。需要あると思うんだけど。

我が家の使い分け

基本的な組み合わせは以下の感じで行く予定!

春:アイスボックス
夏:アイスボックス+クーラートート
秋:アイスボックス
冬:クーラートート

お手軽キャンプ飯の我が家では、春秋の1泊もクーラートートで十分かもしれません。中身はほぼ飲み物みたいなところがあるので、現地調達できるキャンプ場や常温で飲みたい季節なら間に合いそう。まあ、僕がお酒飲まないからってのもあるかもしれません。

現地調達で気を付けないといけないのは、子供の飲み物でして…水や麦茶が売り切れだと飲ませるものが無くなって困ります。

冬は積載の問題から1泊ならクーラートートだけで行く予定。飲み物は常温でOKだしね。

6月のキャンプまでクーラートートのみで行っていて、かなり扱いに注意する必要があったので、アイスボックスが買えてからは本当に楽になりました。

以上が、我が別宅の冷蔵庫事情です。4人家族ではあるものの、子供たちはまだ小さいし、お手軽キャンプ飯だし、お酒は飲まないし、なもんで、ソフトクーラーバッグとハードクーラーボックスの組み合わせで十分まかなえてる次第です。